vol.08 西川 恭央さん

自らが信じる「志」
人生を切り開く

ご契約プラン
COffice亀戸
全日プラン
プロフィール

大学卒業後は、大手企業の営業職(機械系)として会社員を経験。そのかたわらで、ご自身の海外経験(オーストラリア、マレーシア、中国など)を生かした大学生の就職支援の活動を始め、2017年、海外への就職を希望する学生への教育を目的とする 「NPO法人エレフィ」を起ち上げました。また、経営学を学ぶ大学院生でもあります。仕事と家庭と勉強の比率は1:1:1!朝から深夜までフルに活動されていらっしゃいます。

NPO法人エレフィ:http://elefy.main.jp/
SCYLOG(サイログ)株式会社 : http://scylog.com/

同じ目的の人が集まる場所だから生まれる安心感と集中力

―コワーキングスペースについて知っていましたか?

はい。一度、秋葉原のものを見たことはあります。確か3万円くらいだったと記憶していますが、「こんなにも高いのか」って思いました。気軽な感じはなかったですね。それで、もう「高い」というイメージになってしまったので、その後は探しもしなかったです。

―そんな中、ご紹介でCOffice亀戸に出会ったということですね。

そうです。亀戸にコワーキングスペースあるなんて知らなかったし、安いですよね。

-主な理由の目的は?

現在、起ち上げていたNPO法人とは別に、株式会社を起ち上げました。登記サービスも利用させて頂いております。

-貸しオフィスも検討しましたか?

検討しました。でも、まだ自分1人なので、自宅でもいいのかなって。ただ子供が生まれたばかりで、自宅だと難しいかもしれないと思って、コワーキングスペースを契約しました。

―ちなみに、コワーキングスペースで登記できるというのは元々ご存知でしたか?

知っていました。

―意外に知られていなくて、貸しオフィスを探すという方も多いようですよ。

そうなんですね。意識しないと気が付かないかもしれないですね。
あと、契約後、割と皆さんそうだと思うのですが、契約したままサービスを追加しないという方もいらっしゃるのではないでしょうか。内覧の時に、確かに説明は受けたような気はするのですが、どんなものがあったか、ロッカーや会議室がいくらだったかって忘れちゃって…。スタッフの方が常駐ではないので、すぐに聞いて解決できないじゃないですか。そういったサービスの一覧表が貼ってあったらいいなと思います。

―なるほど。そうかもしれないですね。

ロッカーなんかも、例えば今どのくらいの人が利用していて、何個空きがあるとか。そういうのも知れるといいと思います。

-使い心地はどうでしょうか?

カフェと違って僕が一番いいと思っているのは、防犯カメラがあって、荷物を置いたままちょっと離席ということが当たり前にできることですね。同じ目的で利用者さんが使っているからこそ出来ることだと思います。ここにいる人に悪い人はいないという安心感と言うか。その意味で、カフェより安い高いという値段が基準ではなくなりました。

―亀戸は会員数が多い拠点なのですが、座れないなんていうことはありますか?

私は自営業なので、時間が自由ですから、利用は夜間ということもありまして、そんなことはないです。

-夜21時以降も利用者はいらっしゃいますか?

いますよ。終電後も2~3人はいるかな。3時くらいになってようやく、私と、もう一人いるかいないかくらいになります。でもそんな時間でも、寝ている人なんていないですね。

 

会社員も経営者も、何かしら不安はある。環境のせいにしないこと。

―NPO法人を作られてからは、どのくらい経つのですか?

起ち上げたのは、1年前です。活動自体は7年程前から、始めました。NPO法人の活動内容は、大学生の海外キャリア教育です。海外へ進出を考えている学生向けに、学校を借りて研修などを行っています。ただ、この活動は営利目的ではないので、別軸で、現在ITコンサルティングの会社を立ち上げました。

―就職はせず、初めから独立して活動されていたのですか?

いえいえ、会社員として勤めながら、コツコツ準備をしてからのスタートです。独立しようとか、起業したいと、ずっと考えていた訳ではないんです。大学卒業後は、日本の企業に就職しましたけど、自分のやりたいことはもっと他にある!と思うようになりました。

―会社員を辞めて、どんな変化がありましたか?

会社員時代と比べると、時間が自由になりましたね。逆に、自由の裏返しで、安全や安心はなくなりましたが。

―そこが一番聞きたいところですが、安全と安心がなくなるのは不安ではないですか?

会社員だって安心と言いながら、何かしら不安を抱えている。だったら、結局一緒かなって。環境のせいにしてしまいがちですけど。収支が不規則と言うのはもちろんありますが…。雇用されれば、毎月必ず給料がもらえますが、今の立場だと、例えば今日数万円の収入があったとしても、明日は0円かもしれない。でもあさっては大丈夫だって信じる。

―それを乗り越えるためには?

うーん、例えるなら、野生動物みたいな感じ(笑)。お腹が空いたら、自分でリンゴを獲りにいくしかない。今日は収穫が無いかもしれないといった不安と戦う難しさは常にあります。

―でも、起業されている方は、リンゴがなければ、リンゴに代わる何かを取らないと生きてはいけないですもんね。

この世界にいると、リンゴは1日1個でいいはずなのに、100個も1000個も持っている人に出会うんですよ。その人のやり方を見ると、「なんだ!こういうことか」ってヒントがもらえて、自分の世界が広がります。しかも事業を成功させている方って、すごく優しくて、応援してくれるんですよ。その方々も長年、孤独に苦労をなさってきたわけで「あぁ、今、お前そこにいるのか」って、同じ経験を踏んできた方だからこそ分かるのかな。人生の相談にも乗ってくれます。

―今、大学院で勉強されていることもビジネスに活かせますね。

通っている大学院の教育理念は3つ。「志」「人的ネットワーク」「能力開発」。「志」には自信があるんです。ずっとそれだけでなんとかやってきたという自負があります。「人脈」は自分が動く中でついてくる部分もあると思いますが、「能力」が今の自分に不足しているところなので、学び、学んだことを実践して、身につけていきたいと思っています。

―起業したいと考えている方に何かメッセージはありますか?

正直な話、現実的にちょっと考えた方がいいよなんて言いたいですが(笑)。強いて言うなら、週末起業から始めるのがいいと思います。週7日のうち、週末は2日。この2日でカタチが出来ないとなると、なかなか始めるのは難しいのかもしれません。(少なくとも私の場合は。)
あと、お会いした経営者の方のお話だと、「起業すること=ゴール」になっている人は、お金を動かすことが目的になっていて、長く続かなかったりするそうです。上手く続けていくためには、お金というより心が動いていることが大切。「志」達成のためになんとか成し遂げるエネルギーに変えられると思います。

―今後、ご自身の会社をどのようにしていきたいですか?

2020年の東京オリンピックに向けて、目下プロジェクト計画中です。NPO法人もIT会社も今それに向け準備をしています。オリンピックって世の中の節目になるイベントなので、変化やチャンスがたくさん生まれます。変化に対応できず、後手に回るのではなく、先にこちらが流れを読んで一気に攻める!そんな壮大なプランを練っています。